2026年8月30日(日曜日) 16,849
8月28日(金曜日)の13:47頃、多摩川のマイフィールドにて、コウノトリ1羽を確認・観察・撮影しました。
河川敷の草地の中、わずか25mくらい先にうずくまっていました。
多摩川ではマイ・ライファーなので、驚くとともに、動かないのがとても心配になりました。
しばらく観察していると、水深5㎝くらいの水たまりで何かエサを獲ったり、半径1mくらいの範囲で体の向きを変えたりするようになりました。2時間ほど見ていると、片側づつですが長い羽を半分くらい広げるようなしぐさも見せ始めました。
ケガではなく、疲れているだけの様に見えましたが、距離をとると同時に、河川敷の一段高いコンクリートの上から前に出ないようにして、また、構造物や背の高い草を使って「ハイド効果」を利用しながら、観察を続けました。
17時頃まで観察。その後、少し奥の草地の中に歩いて移動し、身を隠しました。
ケガの可能性が残っている為、心配しながら翌日再び訪問。
件のコウノトリは、何と草地から飛び出し、少し上流まで飛んで移動しました。
飛翔できることが確認出来て一安心。視認ですが、ケガはしていないことも確認できました。昨日は疲れがひどかったのでしょう。長距離飛行の後?
その後、夕方まで観察。昨日は1日中、小さな橋の下や周辺の水面や河川敷で採餌と休憩をくり返していました。2時間に1回くらいの割合で飛翔もしてくれました。背面からのコウノトリの翼は、優雅で本当に綺麗でした。
とても、元気そう。もう大丈夫だなと胸を撫で下ろした次第です。
今日になって分かった事なのですが、私がこのコウノトリを見つけた数日前には、多摩川の対岸で、既に目撃されていたようです。
もう既に1週間近く、このコウノトリは多摩川に滞在していることになりますね。
また、SNSによりますと、伊勢原市の方にも3~5羽のコウノトリが、同時期に飛来しているようです。多摩川の個体と飛来時期が重なる事が気になり、来歴を調べてみることにしました。
そこで、有名な「コウノトリ足環検索」を使って調べてみました。
多摩川の個体は距離が近いため、鮮明な足環写真が撮れていました。
以下は、ネット上にある情報をかき集めた結果です。
尚、「コウノトリ足環検索」の結果は次の通り。
![]() |
| コウノトリ足環検索の結果 多摩川の個体は「J1187」と判明しました。 |
【多摩川の個体の来歴と興味深い情報】
この個体に関しては、「舞鶴市で初めて生まれたコウノトリ」という地域史的な意味に加えて、8月28日に多摩川で確認されたことにより、**「日本海側で生まれたばかりの幼鳥が、わずか数か月で関東まで来た」**という事実が見えてきました。
🐦 J1187――「舞鶴市生まれ、多摩川まで来たコウノトリ」
プロフィール
個体番号: J1187
足環: 右:黄・緑・赤
左:黄・赤・赤
足環番号: 14Dー02187
性別: 現時点では不明
出生: 2026年4月27日頃、舞鶴市丸田地区の鉄塔で産卵。
孵化日: 2026年5月27日
足環装着日: 2026年7月8日 *兵庫県立コウノトリの郷公園が装着。
| 父: J0416♂ 兵庫県淡路島生まれ 母: J0680♀ 京都府綾部市生まれ J1187の愛称:寿日(じゅうか) 飛来先: 2026年8月28日 13:47 神奈川県川崎市多摩川の河川敷付近 | |
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つまりJ1187は、
父=淡路市生まれ
母=綾部市生まれ
本人=舞鶴市生まれ という血統。
父=淡路市生まれ
母=綾部市生まれ
本人=舞鶴市生まれ という血統。
また、 J1187には兄弟が3羽いることも判明。
J1185 陽和(はるわ)
J1186 丸音(まろん)
J1187 寿日(じゅうか)
J1188 良生(らい)
そして4羽とも、右足:黄・緑・赤 という共通パターンを持ち、左足の3つの色で識別されている。
また、舞鶴市の公式発表によれば、2026年7月8日にJ1185~J1188のヒナたちに足環が装着された。つまりJ1187は、7月8日にはまだ「舞鶴市の巣で育っているヒナ」だった。ところが、8月28日 13:47に多摩川で確認された。足環装着からわずか51日後である。
「舞鶴 → 多摩川」はどのくらいの距離なのか
直線距離でも、おおよそ350~400km規模の移動になる。
しかもJ1187は、今年の春、2026年生まれです。
つまり、生まれて数か月しか経っていない幼鳥が、日本海側の舞鶴から関東地方まで移動してきたということになる。
これがすごい事だと思います!
舞鶴市がJ1187につけた愛称は、寿日(じゅうか)ですが、
市の説明では、**「元気におだやかに生きてほしい」**という願いが込められています。その「寿日」が、誕生からわずか数か月で舞鶴を飛び出し、神奈川県の多摩川にいる。
名前の意味とは対照的に、なかなか行動派の幼鳥ですね。
しかもJ1187は、今年の春、2026年生まれです。
つまり、生まれて数か月しか経っていない幼鳥が、日本海側の舞鶴から関東地方まで移動してきたということになる。
これがすごい事だと思います!
舞鶴市がJ1187につけた愛称は、寿日(じゅうか)ですが、
市の説明では、**「元気におだやかに生きてほしい」**という願いが込められています。その「寿日」が、誕生からわずか数か月で舞鶴を飛び出し、神奈川県の多摩川にいる。
名前の意味とは対照的に、なかなか行動派の幼鳥ですね。
実はこの1羽と伊勢原市に出ている3~5羽のうちの3羽を含め、
J1057(伊勢原)
J1165(伊勢原)
J1167(伊勢原)
J1187(多摩川)
は、全員2026年4月生まれです。
そのうちJ1187だけは、京都府舞鶴市生まれ。一方、J1057・J1165・J1167は兵庫県生まれ。そして同じ時期に神奈川県方面で確認された。
J1057(伊勢原)
J1165(伊勢原)
J1167(伊勢原)
J1187(多摩川)
は、全員2026年4月生まれです。
そのうちJ1187だけは、京都府舞鶴市生まれ。一方、J1057・J1165・J1167は兵庫県生まれ。そして同じ時期に神奈川県方面で確認された。
これは、「2026年生まれの若鳥が、巣立ち後のこの時期に関西の日本海側から関東方面へ分散している」可能性を考える上で、とても興味深い材料だと思います。
ただし、4羽だけから「分散」と断定することは出来ません。
ただ、「舞鶴で初めて生まれたコウノトリの一羽が、誕生からわずか数か月で多摩川までやって来た」――これは、J1187自身の成長記録であると同時に、野生復帰し、個体数を増やしているコウノトリたちが、日本列島をどのように利用しようとしているのかを示す、一つの貴重な記録になり得るかもしれません。
≪寿日の様子≫
河川敷ならではの様子です。
