2026年1月1日木曜日

 2026年1月2日(金曜日)  01495
新年明けましておめでとうございます。
皆様にとりまして今年が素晴らしい1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。また、今年も本ブログをご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。

今年の鳥見の始動は1月4日からになりそうです。
家族との時間を大切にするためと駅伝観戦を楽しむためです。

今年の自己のキーワードは「夢よもう一度!」です。
過去に出会った珍鳥に再び出会う事や過去に訪れた素晴らしい場所を再び訪れることなどを1年の目標にしたいと思います。

今日は過去に出会った超レアーな野鳥との出会いをご紹介し、両手を合わせて、再びの出会いを祈念したいと思います。

それは、自分史上最高にレアーな出会い。アメリカウミスズメ(Cassin's Auklet)との出会いです。
2013年7月11日(木曜日)の落石ネイチャークルーズAM便での出会いでした。比較的濃い霧の中での運航でした。超ラッキーなお客様は3名のみ。
札幌と富良野からのお客さまでした。
当時、落石ネイチャークルーズのガイドとして3年目の夏季シーズンを迎えていました。濃霧の中での初見のウミスズメとの出会い。最初は戸惑うばかりでした。
普段から箕輪義隆先生の「海鳥ハンドブック」をボロボロになるまで読み込んでいました。これが大いに役に立ちました。日本での記録は2例目。夏場の記録は初めてという状況でしたので、自分の目に触れていたこの海鳥の姿は、箕輪先生のイラストのみでした。当該ハンドブックの73ページに「今後記録が期待できる海鳥」として小さな1枚のイラストが掲載されていました。

まずは、その場で撮影したアメリカウミスズメの写真をご覧ください。濃霧の中でのコンデジ130倍撮影。不鮮明はご容赦願います。距離は20mくらいでした。












箕輪先生の海鳥ハンドブック

以下はアメリカウミスズメを確認した当日のブログ書き込みです。
自分も3名のお客さまも誰も見たことのない鳥。箕輪ハンドブックで目星はつけることができたものの、半信半疑の状態。「興奮と当惑」の書き込みでした。
翌日の書き込み時点で、期待が確信に変わったこともよく覚えています。
それにしても、この日はエトピリカを31羽も確認していたのですね。
そこも驚きです。
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謎のウミスズメ現る!」 
2013年7月11日(木)
<落石ネイチャークルーズAM便速報>  BYイーグル
エトピリカ(31+)
ウトウ(3000+)
ケイマフリ(200+)
ハシブトウミガラス(2)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(f1)
フルマカモメ(100+)
ハシボソミズナギドリ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
*ウミスズメSP(1+) *現在同定中。 アメリカウミスズメの可能性あり。次稿で報告予定。

**天気は上々、気温も珍しく20℃を超えており快適な朝でした。海上に出てみると、かなりうねりがあり濃霧もかかっていました。ただ、幸運にも、ユルリ島の裏側のポイントに着くと、霧が晴れてきました。すぐにエトピリカが数羽見つかりましたが、距離は遠い個体ばかり。自主規制ラインギリギリで船を止め、しばらく待ちましたが、なかなか近づいてきてくれません。モユルリ島付近にも船を流して見ましたが、近くに来る個体はなかなか見つかりません。
ただ、双眼鏡ではるか海峡をのぞいてみると、エトピリカの数は尋常ではありません。やっと雛が孵化したのでしょうか、急にエトピリカの数が増えてきました。海峡内を飛び回る個体数も10羽ではきかない様子でした。結局、今日のクルーズでは31羽のエトピリカを数えることが出来ました。
時間切れ間近に、船の進行方向にやっと2羽のエトピリカを発見。20m位の至近距離で皆様観察・撮影することが出来ました。ホッ!

*ユルリ島までの航路上で、初めて見る(?)ウミスズメに出会いました。最初、後ろから近づいて来たと思われる鳥を後ろにいらっしゃった富良野からのお客様が気づかれ、「あれ何かな?」と尋ねられました。振り返り目の前に浮かぶ海鳥を見た時、イーグルはドキッとしました。上面は一様に黒っぽく見え、お腹やお尻は白っぽい。足は黒っぽく見えました。双眼鏡で見ると、真っ白な無機質の目が印象的。思わずコウミスズメを連想しましたが、大きさがより大きく、ウミスズメより少し小さいくらいに見えました。体色も一様で、背中に白線もなく、コウミでないことは確実かと思いました。ウミオオムも頭に浮かびましたが、くちばしの形が全然違います。自分の頭の中のストックには該当するものがなくなり少し混乱。そこで、箕輪海鳥図鑑をチラ見。アメリカウミスズメの絵に一番近いことに気づきました。デジタル写真を拡大してみると、白い目の上に明確な白い部分が見られました。
エトピリカ・ポイントに向かっている途中でしたので、そこはそれで切り上げ、船を先に進めることに致しました。
その後、謎のウミスズメは2回ほど船の後方から飛んできて、我々の船の横に着水してくれました。まるで我々に着いて来ている様でした。
この後、アメリカの図鑑なども参照し、じっくり同定してゆきたいと思います。
結果については次の投稿でご報告したいと思います。


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「じぇじぇじぇ! オラたち、えれぇもの見ちまった! アメリカウミスズメ。」2013年7月12日(金)
<アメリカウミスズメ>  By イーグル
前投稿と同じ趣旨の書き込みをFACEBOOKに行ったところ、複数の信頼出来るバーダー
の方々から「アメリカウミスズメに間違いない。」という趣旨のコメントをいただきました。
感激です!
昨日ご乗船されたお客様。おめでとうございました!

今日から、また、連日落石ネイチャークルーズの運航が決定しています。
ツノメドリに加え、アメリカウミスズメの探鳥が楽しみです。

それにしても、1997年1月10日に納沙布岬で1羽の記録がある、など
冬の観察談は時々耳に致しますが、7月中旬にユルリ島のすぐ近くに出るなんて。
落石では一体何が起こっているのでしょうか?

また、写真はないのですが、昨日は3回の観察チャンスの最初の方で、
もっと目の虹彩が白い個体を見たような気が致します。
図鑑によりますと、成鳥になるほど虹彩が白くなるようです。
でも、写真の個体は、喉が白っぽくないので、明らかにもう成鳥だと思います。
繁殖羽と非繁殖羽の間にほとんど違いがない種であるという事ですが、
成鳥の間で繁殖・非繁殖時期の換羽レベルにより、虹彩の色に変化があるのかもしれません。
米国のSibley図鑑には”White eye of adult surprisingly conspicuous at a sea."という記述
が見られます。あの手の種の無機質な白い眼は、ひょっとしたら、
ディスプレイの役割を果たしているのかもしれません。
つまり、写真の個体は成鳥だと思いますが、
より繁殖羽への移行が進んだ別個体がいたのかもしれないということです。
夢は膨らむ一方です。
兎に角、今日も探してみます。
ところで、落石ネイチャークルーズ、いつ乗るの? 
今でしょう!!         (営業でした)
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2026年。常に前向きな夢を胸に走り抜けたいと思います


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